マレーシアで見た映画の思い出(怒りメイン)

 

映画-----。それは約2時間という短い限られた時間の中に時代、年齢、場所、性別、国籍全ての垣根を越えた感動が凝縮されているもの。日本では映画館のみではなくテレビでも上映され、大衆娯楽の一つまで昇華された言わば一つの芸術。なんて素晴らしいんだろう。ああ、映画。
 
分かってる。娯楽というものはたくさんの楽しみ方があると。その人なりの見方、楽しみ方があっていいではないか。
 
いやしかし許せない。書いてるだけで怒りが湧いてくる。全て吐き出してしまおう。
 
値段が安い
日本だと基本2000円?大学生だと1500円、レイトショーで1200円くらいが相場であろう。
しかし、マレーシアではたった500円ちょい。めっちゃでかいポップコーンとドリンクのセットも合わせても1000円ほどで鑑賞できる。
「安かろう悪かろうだし、席が汚かったりすんじゃないの?」と思ったそこのあなた、ノンノンノン。
 
とっても席はふかふかで綺麗なのだ。
日本に張るレベル。ここだけは素晴らしいのである。
 
 
日本より上映が早い
日本は他の国より圧倒的に外国の映画の上映が遅い。例えば、アベンジャーズ2。日本では確か7/4公開だったが、マレーシアでは5月には公開していた。自分はマレーシアでアントマンとジュラシックワールドを見たが、どちらも日本での公開は先の話だ。
 
日本よりもずっと早くフライングウォッチできるのだ。Twitterでネタバレをすることもできるね。みんな怒るね。
 
 
さて、ここまでがマレーシアの映画の良いところ。あえて言おうとしてもこれくらいしか見当たらない。次からが怒りポイント。
 
 
 
観客のマナーがwhat the fuck
 
安くチケットを買ってポップコーンとドリンクを片手に入りいざ予告を身始める...ガヤガヤしてるなぁ...まあ予告だしな、本編始まったら静かになんだろ。
 
大間違いである。
 
映画中にも関わらず、Facebookをチェックする奴、メールをする奴、メール画面を隣の人に見せてくる奴、赤の他人である俺に「へい!お前はこの先どうなると思う?」と聞いてくる奴、映画参加型の奴(映画の人物に話しかけたり馬祭を浴びせたりする)、何も面白くないところで何故が突然大笑いする奴、子どもが走り回るのを止めないで携帯をチェックしている親(映画中)。
 
迷惑のかけ方がバラエテイに富んでいるんです。実に飽きない!
 
誠に遺憾であります。遺憾ですとも。
 
 
なんでこんなことが起きてしまうのか?
・一回500円という低価格のため「映画を見る」という価値が下がってしまっている。
・低価格だから劇場はほば満席。たくさんいるとマナーを守れない人が存在してしまう。あいつがやってるからやる、という感覚に近いかも
海賊版が100〜200円で売っている。
・海外の人たちは感情豊かなのである。だから叫ぶのが抑えられないというか、普通の感覚なのかもしれない
・映画中のマナーに関する広告がない。個人的にこれが一番の原因だと思っている。日本では必ず数回流されるマナー広告がこちらでは一切無い。だからじぶんのしていることがマナー違反だと気づきもしていないし、そもそも映画館でのマナーという概念がそもそも存在していないのだ。
 
と考えます。
 
さいごに
楽しいマーベルの映画だと一緒に観てて意外と楽しかったりするけど、静かな映画だとうるさい中で見たくはないですよね。ジャンルでかなり左右してくると思います。
 
あーすっきりした。
ちなみに自分はエンドロールまで観て映画鑑賞なんですが、こっちではエンドロール始まった瞬間みーーんな帰る。もうエンドロールの途中で電気つくし次の回のお客さんが入ってくるし。お国柄でしょう。カルチャーショーーーッック!!!